4月より新しい超音波診断装置が増えました。
新しく導入した機械はこちらです!
ALOKA ProSound α7 |
この超音波診断装置は、優れた画像処理技術を持った日立ALOKA社のハイエンドモデルです。大きな特徴としてコントラスト分解能、空間分解能に優れています。
これまで捉えにくかった部位の診断や区別がつきにくかった診断がより容易に行えるようになりました。
当院では現在、腹部一般用、心臓一般用として、TOSHIBA Xarioを使用しています。これに加え、検査部位によって、超音波診断装置を使い分けて、より精度の高い診断が行えるようになりました。
新しく導入したALOKA ProSound α7は、5本のプローブがついています。
① 腹部診断用プローブ
② 小型犬・猫用心臓用プローブ
③ 中型犬用心臓用プローブ
④ 大型犬用心臓プローブ
⑤ 表層部精密用プローブ
犬の体格により、心臓用プローブが細かく選べるようになったことや、心拍数の早い猫の心臓の評価も詳細に行えるようになりました。
また、表層部精密用では、体表付近にある臓器の精密描写や眼科領域で力を発揮してくれます。
超音波検査は、動物に負担がかからなく、診断価値の高い検査方法です。動物の種類や疾患の種類により2台の超音波診断装置を使い分けてこれからの診断に役立てていきたいと思います。(検査料金は変わりません)
当院の検査機器一覧はこちらから
井上動物病院 井上 快
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