2016年5月27日金曜日

【6/3(金)~6/4(土)】 獣医師井上 休診のお知らせ

だいぶ日が長くなってきましたね。


今年の夏至は6月21日だそうです。まだ長くなるんですね!


さて、タイトルにありますように、獣医師井上が6月3日(金)と4日(土)に、お休みをいただきますので、ご連絡いたします。


6月2日から6月4日まで開催される整形外科セミナー



に参加してきます。



当院でも整形外科症例が増えてくるなかで、


より多様な疾患に対応できるようにしたいと考えています。


6月3日(金)と6月4日(土)の診察は、


院長、獣医師勝下、獣医師山野で行います。


ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。




ハル君がサマーカットになりました!すっきりしてよかったね!
ハル「お休み中の診察はまかせてっ!」   井上「あ、ありがとう。無理しないでね」


井上動物病院 井上 快

2016年5月16日月曜日

野生動物がケガしているのを見つけたとき、どうしたらよいか?

野生動物がケガしているのを見つけたとき、どうしたらよいか?

この内容は、当院HP「健康コラム」の転載になります。



横浜市もまだまだ緑が残っており、野生動物と道端で遭遇することがあります。多くの場合、野生動物はすぐに逃げてしまいますが、ケガや病気が原因で動けないことが分かった場合、どうしたらいいのでしょうか?
今回のコラムでは、ケガや病気の野生動物を見つけた場合の対応をこのコラムでまとめたいと思います。
  


5月11日に当院で保護したカモ。飛べないということで近隣の方が発見し、当院に連れてこられました。



野生動物を見かけたときの対応




〇 元気な場合

見かけた野生動物が元気な場合は、手を出さず、そっと見守ってください。小型の動物でも追い込まれると攻撃してくることがありますので十分注意してください。


〇 ケガや病気をしている場合
動物の種類により対応が異なります。以下を参考にしてください。



1.巣立ちヒナが地面にいる場合

のままにして下さい。ケガをしているわけではありません。巣立ったばかりのヒナは十分飛べず、地面で休んでいる事があります。親鳥が近くから見ている場合があり、人が近くにいることで親鳥がヒナに近寄れないことがあるので、その場を離れてあげるとよいでしょう。
いろいろな鳥の巣立ちヒナはこちら(神奈川県HPより)から確認できます。


2.ヘビ、カエル、イモリ、コウモリの場合

そのままにして下さい。野生の生き物ですのでそっとしておきましょう。これも自然の一部ですので、他の命に引き継がれることになります。


3.ハト、カラス、アライグマ、タイワンリス、ガビチョウ、ソシチョウ、カミツキガメの場合

そのままにして下さい。それぞれの動物はこちら(神奈川県HPより)から確認できます。
ハトやカラスは各地で増殖しており、その他の野生動物や環境に悪影響を与えるため、基本的には保護の対象にはなりません。
また、アライグマ、タイワンリス、ガビチョウ、ソウシチョウ、カミツキガメは、国が指定している特定外来生物です。特定外来生物とは、国内の生態系、人の生命・身体等に被害を及ぼす(またはそのおそれがある)生物の事です。そのため、これらの動物も基本的には保護の対象にはなりません。ケガをしているアライグマは特に凶暴で危険です。捨て身の攻撃をしてくることもあるので、手を触れずその場を離れてください。

特定外来生物のご相談はこちら→横浜市動物園課(Tel:045-671-3448)へ


4.その他の野生動物の場合

その他の野生動物がケガや病気をしているのを発見した場合は、以下の手順で連絡をしてください。

①   最寄りの動物園に連絡をし、指示に従ってください。また、生死の境にあり一刻を争う場合は、最寄りの動物病院で応急処置を行いますので、ご相談ください。

 ・横浜市立野毛山動物園(045-231-1392)
 ・横浜市立金沢動物園(045-783-9101)
 ・横浜市立よこはま動物園ズーラシア(045-959-1000)
 ・横浜市獣医師会 動物病院検索(最寄りの動物病院を検索できます こちらから)


②   動物園と連絡がつかない場合は、最寄りの動物病院にご相談ください。(受け入れができない病院もあります)

 ・横浜市獣医師会 動物病院検索(最寄りの動物病院を検索できます こちらから)



動物の運び方

野生動物はケガや病気であっても、捕まらないよう必死で咬もうとしたり、引っ掻こうとしたりすることがあります。保護し、運搬するには以下のものを準備すると便利です。

・   体のサイズに合った箱:逃げ出さないようにできるものがよいでしょう。
・   タオル:捕まえるときに使います。また、箱の中に敷きます。
・   保温:箱の中を温めます。温かいお湯がはいったペットボトルやカイロがよいでしょう。直接温めると低温やけどすることがあるため、一枚薄いタオルで覆うとよいでしょう。
・   手袋:捕まえるときに使います。攻撃されることを考え、厚手のものがよいでしょう。



さいごに

野生動物は様々な伝染病をもっている可能性があります。なかには人に対して強い病原性をもつものもあるため、保護や移動の際には素手で持つなどせず、箱等に入れるとよいでしょう。もちろん、その動物を触った際は石鹸でしっかり手洗いをし、周辺の消毒(薄めたハイターなどで消毒してください)を徹底してください。



追記

5/11に保護されたカモは、レントゲン検査の結果、骨折や外傷はなく、5/13によこはまズーラシアに連れて行ったところ、栄養失調であることがわかりました。たしかにすごい勢いで食べてましたね。早く元気になって、自然に帰れるといいね!



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食べているのは市販のドッグフードです。





参考


・横浜市立よこはま動物園ズーラシア(疾病鳥獣保護):
http://www2.zoorasia.org/corporate_education/education/hogo/

・横浜市立野毛山動物園(疾病鳥獣保護):
http://www2.nogeyama-zoo.org/corporate_education/education/hogo/

・横浜市立金沢動物園(疾病鳥獣保護):
http://www2.kanazawa-zoo.org/corporate_education/education/hogo/




井上動物病院 井上 快

2016年5月13日金曜日

迷い猫みつかりました!(5/3のブログ)



皆さまのご協力により5月3日に投稿しました、



迷い猫を探しています。」の猫ちゃんが見つかりました!



ご協力ありがとうございました!



ほんと良かった!安心しました!





2016年5月3日火曜日

迷い猫を探しています。


おかげさまで見つかりました。ご協力ありがとうございました!(5/13追記)

上記の猫ちゃんを探しています。
お見かけの方は、上記の電話番号または当院(045-951-2380)へお電話いただけますと幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。