ペキニーズ・ペキニーズミックスを飼育されている飼い主様へ
大切な愛犬の健康が、未来のペキニーズを守ることにつながるかもしれません。
ペキニーズは、肺高血圧症という病気との関連が注目されている犬種です。現在、日本大学動物病院 循環器科では、ペキニーズの肺高血圧症について、原因や発症時期、病気の進行、早期治療の効果などを明らかにするための研究が行われています。
横浜旭どうぶつ医療センターも本研究に協力しており、対象となる犬の募集や研究内容のご説明、日本大学動物病院へのご紹介を行っています。
ペキニーズ、またはペキニーズミックスを飼育されている飼い主様は、ぜひご一読ください。
肺高血圧症とは?
肺高血圧症は、肺の血管にかかる圧力(肺動脈圧)が異常に上昇する病気です。呼吸が苦しくなる、失神する、お腹に水がたまるなどの症状がみられることがあります。
ペキニーズは飼育頭数に占める割合が約1.2%であるのに対し、肺高血圧症の犬に占める割合は約7%と高く、注意が必要な犬種と考えられています。
一方で、ペキニーズの肺高血圧症については、原因や発症時期、病気の進み方、早期治療による効果など、まだ十分に明らかになっていない点があります。
本研究は、こうした疑問を明らかにし、将来のペキニーズの健康を守ることを目指しています。
研究にご協力いただける犬を募集しています
今回の研究では、以下の犬を募集しています。
ペキニーズ
ペキニーズのミックス犬
年齢や現在の症状の有無は問いません。元気に過ごしている犬も対象です。
症状がない段階から検査を行うことで、肺高血圧症について新たな知見が得られる可能性があります。
研究ではどのような検査を行いますか?
日本大学動物病院にて、以下の検査を実施します。検査時間の目安は、約1時間半です。(費用:無料)
心臓の超音波検査(心エコー):心臓や肺高血圧症に関連する所見を調べます。
採血(血液検査):血液の状態を確認します。
胸部CT検査(必要に応じて):胸部の状態を詳しく調べます。無麻酔での実施します。
飼い主様にご理解いただきたいこと
研究の一環として、上記の検査を実施します。
初診料として4,800円(税抜き)必要になります。
検査で肺高血圧症やその他の病気が見つかった場合、その後の検査・治療に必要な費用については、別途ご相談となります。
研究への参加を検討される際には、検査内容や参加条件などについて、事前に詳しくご説明いたします。
研究への参加をご希望の方へ
本研究は、日本大学動物病院 循環器科の合屋(ごうや)征二郎先生が担当されています。合屋先生には、当院の循環器診療についてもアドバイスをいただいています。
横浜旭どうぶつ医療センターでは、研究への参加を希望される飼い主様に、研究内容をご説明し、日本大学動物病院へのご紹介を行っています。
「うちの子も対象になるのかな?」という段階でも構いません。
参加をご希望の方や、研究について詳しく知りたい方は、当院スタッフまでお気軽にご相談ください。
皆様のご協力が、ペキニーズの肺高血圧症の解明と、将来の診断・治療の向上につながることを願っています。
横浜旭どうぶつ医療センター
病院長 井上 快
